docomo > dmenuニュース > とちテレニュース2/9(木)8:56
今年(2023年)、日光市で開かれる「G7サミット」の関係閣僚会合を控え、栃木県警察本部で8日、世界からのサイバー攻撃に対するセキュリティーを高めようと県内のインフラ事業者などに向けたセミナーが開かれました。
サイバー攻撃対処セミナーには、県内の情報や電力の分野などのインフラ事業者と警察関係者合わせて約60人が参加。国内外でサイバー訓練の事業を展開するサイバージムジャパンの河村正史さんが講師を務め、近年のサイバー攻撃の実情を説明したり体験型の対処訓練を行いました。
警察によりますと、県内でもサイバー攻撃によって企業の活動が妨げられたり、情報が流出する事件が発生しているということです。河村さんはG7などの国際的なイベントが開かれる時には、海外からのサイバー攻撃のリスクが高まるということで、より一層の危機意識を持つことが大切だといいます。
参加した人たちは、サイバー攻撃を受けた後の証拠の集め方などを学んだ後、実際に不正なIPアドレスからウイルスを検出する訓練などを行い、脅威に備えていました。